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【ツイステ】コミカライズ(漫画)のあらすじと詳しい感想!見どころや雄剣君についても!

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ツイステッドワンダーランド・コミカライズ1巻

https://magazine.jp.square-enix.com/gfantasy/story/twst/

こんにちは、徒然草です!

今回は9月27日に発売されたコミカライズ・ツイステッドワンダーランドの感想と詳しい内容を書いていきます。

 

ツイステのコミカライズは、とてもクオリティーが高いですね!特に1章だけあって、リドル君の作画にはかなり気をつけている気がします。

それから、主人公の雄剣君。ゲームの監督生とは雰囲気が違いますが、めちゃくちゃ容姿も性格もかっこよいです!

 

書籍情報

作画:コヲノスミレ

構成:葉月ワカナ

内容:月刊Gファンタジー4月~7月号掲載分

1.あらすじと感想

 

平凡に暮らしていた男子高校生・円満雄剣。

ある日、部活から帰る途中、ユウの前に突如黒い馬車が出現。

その直後にユウは気を失ってしまう。

目が覚めると“ツイステッドワンダーランド”という異世界にある学校・ナイトレイブンカレッジの中で…?

 DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC~EPISODE of HEARTSLABYUL~ | Gファンタジー | SQUARE ENIX (square-enix.com)

magazine.jp.square-enix.com

  

 

コミカライズされるに当たって担当されている葉月わかな氏(構成)やコヲノスミレ氏(作画)は、ゲームでも制作に関わっている方たちとのことです。

確かに絵がすごくきれいですし、セリフの言い回しや物語の進み方も読みやすく感じます。

特にリドル君はめちゃくちゃかわいいです!凛とした表情も、うぎっ!となる表情もゲームのリドル君の雰囲気で再現されています。

 

また馬車の登場コマですらコミカライズへの意気込みを感じました!

枢先生の作業現場なら黒執事で馬車も描かれているので資料があると思いますが、難しい馬車も迫力をもって描かれていてとても感動しました。

2.ネタバレありの感想

ゲームから抜け出たような絵と雄剣君のオリジナリティが活きたコミカライズ!

雄剣君が主人公になったことで、登場人物たちのセリフ回しや反応が違う場面もありますが、ほぼゲーム通りの流れになっており、雄剣君のキャラクターとマッチしたストーリー展開にになっています。

ちなみに、コミカライズ版1巻は、ほとんどゲームの序章の部分にあたります。

 

またコミカライズになったことで、鏡の間の奥行や小人の家のサイズ感、グリムの体長70㎝のサイズ感(!)、式典服のひらひら具合など、資料としてもありがたい部分やゲーム自体の深みを増させてくる場面を見ることができます。めちゃくちゃありがたい……!

 

3.見どころ!

①リドル君の立ち絵が多い

リドル君の登場場面がゲームと比べてとても多いです。それに伴い、全身の立ち絵も増えています。

表紙・扉絵

表紙・扉絵……4回

本文

見開きを使ったもの……2回

1ページ使ったもの……3回

最低でも計9回はリドル君の中心の絵があります。

ツイステのコミカライズは、ゲームの序章の部分にほぼ該当します。ゲームの序章では、リドル君はグリムの捕獲時にのみ登場しています。そこから考えると、だいぶリドル君の場面が増えています。また、式典服、寮服どちらも一枚絵があることもとても嬉しいですね!

 

②パソストを反映したストーリーの構成

ゲームの制作に関わった方たちがコミカライズに関わっているだけあって、パソストの内容が反映されたストーリーになっています。

トレイの式典服のパーソナル・ストーリーで、入学式での薔薇の塗り訳について話されていました。これが、コミカライズでもトレイとケイトの間で話されています。

まずはゲームの中での会話。

(式典が終わり寮での歓迎会に移動する場面、薔薇の半分が白く塗られていなかった)

トレイ「俺がリドルを引き止めて、寮に戻るまでの時間をできるだけ稼ぐ。その間に急いで薔薇の半分を白く塗り直すんだ。ケイト、お前のユニーク魔法を使って分身を作りだせば簡単だろう?」

(薔薇を塗り終わったケイトがリドルとトレイに声をかける)

ケイト「リドルく~ん!トレイく~ん!歓迎会の準備ができたよ~♪」

 

ケイト「(リドルに聞こえないようにトレイに向けて)もっちろん、分身のオレくんたちとバッチリしっかり赤と白が交互に並ぶように塗り替えたよ♪」

 

 

 

 

続いてコミカライズでの会話です。

(式典が終わり、ケイトが寮での歓迎会会場に移動中のリドルとトレイに呼びかける)

ケイト「リドルくーん!トレイくーん!歓迎会会場に新入生そろったよ♪」

 

リドル「庭の薔薇は赤と白交互に塗ってあるだろうね?」

ケイト「もちろん!バッチリだよ」

 

ケイト「(リドルに聞こえないようにトレイに向けて)薔薇の塗り直し間に合ってよかった…トレイくんってば人づかいが荒いんだから」

 

トレイ「助かったよ ケイト」

 

おそらくコミカライズでの会話はゲームのパソストを踏まえての内容です。

今回のように、パソストがコミカライズにも反映されていると思うと、読む楽しみが増えますね!

③雄剣君のキャラクターが立っている!

雄剣君は、Twitterでも言われていたように小エビちゃんあらため伊勢海老君では?というほど身体も大きく、主張もしっかりしています。

ゴーストたちにも全く動じず、むしろ霊感なしでも見えることを喜んでいました。強い……!

ゲームの小エビちゃん路線で行くよりも、全く違うタイプを監督生に持ってきたことで、ゲームはゲーム、漫画は漫画と考えやすくなったことも魅力です。

 

4.まとめ

ツイステのコミカライズ1巻、ゲーム制作に関わった方々が作画・構成を行っていることもありかなりゲームの進行を尊重しています。同時に主人公の雰囲気を変えたことでゲームはゲーム、コミカライズはコミカライズ、どちらも成り立ちが平行世界の話という感じがあり、受け入れやすかったです。

また、コミカライズによってゲームのあの場面はこんなふうになっていたのかや、登場人物たちの実際の動きが想像しやすくなりました!

ゲームとはまた異なった主人公を迎えたコミカライズ、2巻の発売も楽しみです!

 

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